地理


ユーラシア大陸の南西部に位置し、隣の国はトルコ、アルメニア、アゼルバイジャン、ロシア連邦です。
ユーラシア世界の西と東を結ぶ歴史的なシルクロードがグルジア地域を通過しています。
山あり、海あり、温泉あり、実に日本人には想像のつきやすい土地です。
グルジアの国はコーカサス山脈(Caucasus Range)にか囲まれて、黒海からカスピ海まで広がっています。最高峰はシュハラ(Shkhara – 5068 m)です。
面積は69,700km2で、人口は464万人です。
グルジアは水力発電のポテンシャルでノルウェーについで第2番目の国です。最大の川はムトクヴァリ(Mtkvari 1364km)、最大の湖はパラヴァニ (Paravani – 37.5sq.km)です。
グルジアは中部のリヒ山脈(Likhi Range)によって地方が東西に分けられ、東部は歴史的にイベリア、西部はコルキスと呼ばれていました。またこれらの山脈を源としてムトゥクヴァリ川(Mtkvari)やリオニ川(Rioni)などの主要な河川があります。ムトゥクヴァリ川の流れに沿った古都ムツヘタや首都トビリシなど東グルジアが発展しました。
グルジアは有力な天然資源を有しない農業国であり、1991年の独立後も、エネルギー不足です。
現在、石油、天然ガス、鉄、銅、泥炭、歴青炭、亜鉛、鉛水銀などの鉱物が埋蔵されています。そのうち、石油埋蔵量は580億トンで、歴青炭の埋蔵量は700億トンで、主に西地区、トキブリ(Tkhibuli)とトクヴァルチェリ(Tkhvarcheli)エリアに分布しています。石油は主に東南区に、次は西にも埋蔵されています。
グルジアは温暖湿潤気候の西から乾燥気候の東まで幅広い気候帯、豊かな降水、そして四季があるのが特徴です。山々に囲まれた国土の内部は、起伏の多い複雑な地形をしています。グルジアの地域は、コーカサスの亜高山帯の森林限界と高山草地、小コーカサス台地の大草原地帯、亜熱帯コルヘティ(Kolkheti)低地とイオリ(Iori)台地の乾燥地の3つの生物地理区に分けられています。このような多様な気候と地形によって、グルジア地域にはコーカサス(コーカサスツール、コーカサスヒョウ)、ヨーロッパ(クマ、オオタマネコ、シャモア、アカシカ)、中アジア(ハイエナ、ガゼル)など多くの種類の動物が生息しています。
グルジアの森林では120種の木、250種の潅木、4500種の維管束植物が成長し、約14%がコーカサ-ス固有種、また9%がグルジア固有種であり、そのうちコムギ、オオムギ、ライムギ、ワイルドナシ、チェリー、ブドウの多様な種類があります。
グルジア面積の40%が森林に当たり、降水量の多さ、海岸から高山までの大きな高度差、寒流と暖流の存在によって、非常に多様性に富み、亜高山帯林、高山草地、湿地林、針葉樹林、ボグ、ブナ林、オーク林、大草原地林などの森林種類があります。